FM那覇の番組に出演
2020年9月30日
昨夜、FM那覇の番組に出ました。
テーマは那覇軍港の浦添移設、沖縄の振興策について。
テーマ① 那覇軍港の浦添移設
1974年日米が返還合意した那覇軍港。米側が代替施設を求めたため、これまで返還が実現していません。1980年代に那覇新港の浦添側に移すことがきまったが、地元の反対などがあり迷走した。つい最近、浦添市長が受け入れを決め、議論が再燃している。
私の意見は、移設反対。なぜなら沖縄県議会がすでに海兵隊撤退を求め決議している。県議会決議なので沖縄の総意と言っていい。海兵隊が使用する軍港の移設はあり得ない。しかも浦添市にあるキャンプ・キンザー(牧港補給基地)は機能が嘉手納基地へ移り、移設の合理性があるのだろうか。
普天間飛行場の辺野古移転も同じこと。普天間も海兵隊の施設。移転に賛成する議論が不可解だと思う。
テーマ② 「沖縄は基地があるから予算的に優遇されている」は本当か
私の意見。ウソです。他県と比較するとすぐに分かります。
沖縄と財政力指数がほぼ同じ12県(予算に占める地方税など自主財源の割合)。鹿児島県と比べると、鹿児島の予算約8000億円を人口約160万人で割ると1人あたり約50万円。沖縄は7000億円で人口150万人なので、1人あたり約47万円。さてこの予算の中のどこに基地負担への見返りがあるのだろうか?
沖縄へ配分される予算は他県と同じように必要に応じてそれなりに配分されているに過ぎません。
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