沖縄は本年、復帰50周年を迎えました。アジア太平洋地域の中で飛躍する時代です。沖縄の未来を切り拓(ひら)く政治を行うため、再び国政を目指します。

私は2021年10月の衆議院選挙で落選しました。多くのご支援をいただいたにもかかわらず、ご期待に添えない結果となり、大変申し訳ないです。外交・安保の課題が凝縮する沖縄の基地集中を解消しするため、捲土重来を期すことを決意しました。玉城デニー県政をサポートし、提案型の政治を実践していきます。

 かつて交易で栄えた琉球時代、薩摩侵略、日本併合、捨て石の沖縄戦、切り捨ての米軍統治、日本復帰後も基地集中の問題が続きます。

復帰後、社会インフラが整い、国内有数の観光地となり、暮らしは便利になりました。しかし県民所得は全国最下位で貧困問題が社会の活力を奪います。子供の貧困は深刻です。構造的なザル経済で公共事業や観光産業の利益は本土へ還流します。自立のための経済政策が必要です。

  国会議員になってすぐにワシントンを訪ね、国防総省の担当者と面談し、沖縄の基地の7割を占有する海兵隊も駐留は本土でもいい、との証言を得ました。基地集中の現状はあまりにも理不尽です。米軍の運用や態勢などを20年以上にわたり取材、研究した私は、普天間飛行場、辺野古埋立問題の具体的な解決策を提案しています(このサイトで参照できます)。

 米軍基地問題の抜本的な解決、アジアのダイナミズムを取り込む経済発展には思い切った変革が必要です。

私たちは力を合わせて国民の民意に応える政権の樹立を目指します。

2022年5月2日
前衆議院議員 屋良朝博